柔術の試合を初めて見た人によく聞かれる「んで、どっちが勝ったの?」という質問。
柔術には華々しい1本勝ちの他にも、ポイント制度があります。
1本勝ちは相手がタップ(相手や地面を2〜3回叩く≒ギブアップ)するのでわかりやすいが、初見の人にはポイントがわかりづらい。
簡単に例を挙げると、
・立った状態から相手を転ばせると2ポイント(テイクダウン)
・寝た状態から相手を転ばせると2ポイント(スイープ)
・寝ている相手を抑え込むとポイント(パスガード)
・ニーオンザベリーのポジションをとると2ポイント
・マウントポジション4ポイント
・バックポジション4ポイント
まぁこれくらいおさえておけば、ある程度試合は見れると思います。
※詳しくは動画をご覧ください
このポイント制度があるので、また柔術が面白くなりつつも色々賛否両論出てくるみたいです。
ポイントがある=ポイントだけ狙って逃げる
ということも可能な訳です。
「1本勝ち狙わないと面白くない!」という人にとっては、「ポイントとった!よし、残りの2分をうまく使って逃げ切ろう」という考えの人の試合を見るとイライラするかもしれません。
でもまあ、色んな勝ち方が選べて、私としては面白いと思ってます。
逆に言ってしまえば、
・ポイントに逃げる相手をギリギリで仕留めて勝つ
・格上の相手にポイント差で勝つ
・ポイント差に相手を焦らせて1本を狙う
こういった戦い方も生まれるでしょう。
ルールがあって安全に楽しくできる格闘技、ブラジリアン柔術が大好きです。
そんなブラジリアン柔術に告っておいて今日のブログは終わります。