実は我々相模大野支部に、ちょっとの間でしたがレバノン人の友達が通ってくれていました。
柔術が大変気に入っており、けっこう頑張って遠いところから通ってくれてました。
そんなレバノンの友人が、先日ついに日本の会社を辞め、地元(レバノン)に帰ることになってしまいました。
地元(レバノン)で結婚式を挙げ、お嫁さんとそのままフランスに引っ越して住むとか。
「なんか知らないけど、すごいな」と聞いたときは率直に思いました。なんてワールドワイドな家族なんだろう。
そんな幸せいっぱいの彼に、「ぜひ結婚式(レバノン)に来てくれないか?」と誘われました。
確かに彼とは親しくさせてもらっており、実はその婚約者とも一緒に遊んだり、彼の家でレバノン料理を作ってもらったりもしてました。
とは言っても・・・
・・・いやいや、
レバノンってどこよ?くらいのレベルの私ですよ?
ハワイで監獄のようなアパートに閉じ込められただけで泣くような私ですよ?
行けるわけないじゃない。
無下に断るのもあれなので、「うーん、そうね!レバノン興味あるし。家族と相談して、なるべく行けるように努力する準備しとくよ!」という日本人ならではの、行くのか行かねーのかわからん曖昧な返事で煙に巻き、その場はいったん退散しました。
そして、レバノンについてちょっと調べてみました。
レバノンについてわかったことは、
・中東にあるらしい
・イスラエルと仲が超悪いらしい
・難民の人が多いらしい
・大きさが岐阜県くらいらしい
・テロがあったらしい(わりと最近)
まぁ結論、行かないに決定ですよね。
次の日、「いやー家族に話した結果、申し訳ないけどその日は先祖の墓参りの儀式で、宮司役で参加しなきゃいけなくてさー。」とか適当かつ絶対行けなそうな理由を用意しておき、彼に断りに行きました。
(まぁ実際に妻に相談したところ、「ふーん。面白そうだから行ってくれば?」と、『イヤ!あなたの身体が心配だから行かないで!』待ちだった旦那の気持ちも知らずに言われたりはしてたのですが。)
私が練習通りに「いやー家族に・・・」というくだりから入ろうとした時、彼が悲しそうな目で「日本人の友達、今のところ1人も来なそうなんだよね。まぁ、そうだよね。よく知らないだろうし、危険かもしれないし。嫌だよね」と言いました。
こっ断れない・・・
これで断ったら、その分の旅費と命は助かるかもしれないけど、人間としての何かを失う気がする。。。
どーする俺?
・・・・
「いやー家族に相談したら、『行ってきなよ』だって!だから行くよ!!」
というわけで、8月下旬にレバノンに行ってきます。(また単身で)
・・・こうなったら腹をくくるしかないです。
また異国の地で柔術やってやる!
今回はハワイとレベルが違う怖さがありますけどね。ハワイとレバノンだと、おおきづちとデスピサロくらいレベルが違います。
私に何かがあったら、道場はよろしくお願いします。
旅のブログ、楽しみに待っててください。