先日、ふと近所の音楽教室の前を通り過ぎました。
すると、音楽教室の前に、歴史に残る大ヒットを記録している名画のポスターが。
私も観て、感動しました。
が、
その時、私の脳裏によぎったのが、
「えっ?こういうクラスがあるの?」
『クィーンクラス』いや、
『ボヘミアン・ラプソディークラス』
先生はもちろん、白のタンクトップにストーンウォッシュの足首がキュッとしまったGパン。口ひげにアイパーにティアードロップのグラサンで登場。右手にはやたら短いマイクスタンドのついたマイク。生徒からは、『フレディー先生』の愛称で親しまれている。(本名:田中光男)
「はーいみなさん始めますよー」
もちろん、生徒も全員同じ格好です。
「今日ひげ忘れた方いますかー?」
と言って、面接のために剃っちゃった人や、まだ生えてない人用に口ひげを配る先生。
「いやいや、それじゃ加藤茶でしょーwww」
なんて生徒の口ひげをいじってみたり。和気あいあいとしたクラスです。
「はい、じゃ今日は前回の続きからやりまーす」
と言ってピアノの前に座る先生。
習うのはもちろん、ボヘミアン・ラプソディー。
先生「んママーーーーーぁぁぁぁ!」
先生「はい!」
生徒「ママーーあぁぁ」
先生「もうちょっと最初を溜めてーー!」
生徒「んママーあぁ!」
先生「もっと後ろを感情込めてーー!」
生徒「んままーーーぁぁぁ!」
生徒「佐々木さん、今の溜めよかったですよー!もう一度!!」
生徒「んママーーーーーぁぁぁぁ!」
先生「うーうううぅぅぅぅーーーーー!!!」
生徒「うーうううぅぅぅぅぅーーーーーーーー!!!」
生徒「あーいどわなーくらーーーーーい!!!」
もう最後は生徒も全員ポスターのように天井に向かってのけ反って歌います。
先生の反り方は半端ではありません。
そんな1時間のクラス。
※「ガリレオー」のくだりは笑いを含めた和やかな雰囲気で進みます。
終わったらみんなその場で着替えて帰ります。かなり汗をかいているので、Tシャツ(タンクトップ)はびしょびしょです。つけひげも半分剥がれてます。
通い続けて5年のベテランの佐々木さんはそのままの格好で帰ります。
年に2回、お披露目会が幼稚園や小学校であります。
すごいなー。そんなクラスなら少し通ってみたい。いや、体験だけでいいかな。
口ひげのレンタルは有料なのだろうか?
月謝はいくらなのか?
謎(妄想)は深まるばかりです。