肩こり。
おじさんの病気だと思ってた。
ふとしたときに首を後ろにそらしたり、肩に手を置いて腕をぐるぐる回して「あー肩がこるわー」というあの動作。
父親もよくやっていた。
先日、机にむかって仕事をしていた時、ふと気がついたら肩に手を置いて腕をぐるぐる回していた。そしてふと気づいたらあの頃の父親と同じ歳になっていた。
あれ?
これって例のあれか??
冷静に体の調子を見てみると、なんか右肩が重く、たまにジンジンするような痛みが走る。痛いけど耐えられない痛みではない。
自分は同年代の中では比較的運動している方なのになぜ?と思ったが、よく考えたら最近は体を動かしそうな仕事は若い衆に任せ、自分は座ってこなせる仕事ばかりを選び、柔術している以外の時間は椅子からほとんど動かない日常を過ごしている。
むしろ柔術をしてなかったら今頃、私の肩は鋼鉄の如く凝り固まって、ジンジンではなくガンガン痛みが走っていたのかもしれない。
それにしても、肩こりは本当に嫌な痛みだ。痛いし、肩の動きが重くなる。しかも簡単にはとれない。
なんとかしたく、バンテリンを買ってきて肩に貼ってみた。
なるほど、確かにこれは効く。
痛みが徐々に和らいで気持ちがいい。
肩にサロンパスを貼ったらおじさんの証拠だと思っていたが、いまならその苦労もわかる。かろうじてサロンパスではなくてバンテリンだけど。いや、同じか。
あの頃、サロンパスを貼りながら一生懸命仕事をしていたすべてのおじさんに感謝する。
しかし、肩こりは辛い・・・・