日本の柔道家が、ブラジルでその技術を伝承したのが始まりです。
ブラジリアン柔術は打撃のない寝技のみの格闘技で、年齢・性別・スポーツ経験に関係なく体力に自信のない方でも気軽に始められる格闘技として、近年全世界において急速に競技人口を増やしています。練習すれば誰でも強くなることができ、その強さは格闘技の中で最強ではないか?という呼び声も高いです。
「身体を使ったチェス」「力の弱い人のための格闘技」「小さい方が大きい相手をコントロールできる格闘技」とも言われ、女性の護身術としても最適です。
Google社が福利厚生に取り入れたり、ケリー・スレーター、ジョエル・チューダーなどプロのサーファー、アシュトン・カッチャー、ヴィン・ディーゼル、ミラ・ジョヴォビッチなどハリウッドのセレブが夢中になる格闘技として認知されてます。日本だとお笑い芸人のドランクドラゴン鈴木拓さん、V6の岡田准一さんなどがブラジリアン柔術を習っていることで有名です。
帯制度
帯の色は柔道や空手道のように習熟度や実力によって分けられていて、白帯、青帯、紫帯、茶帯、黒帯の順に高くなっていきます。柔術では基本的には試合や大会での実績や実力に応じて道場主の判断で授与する場合が多いです。黒帯制度がある他武道の中でも黒帯の取得が最難関の競技と言われていて、黒帯を取得出来る選手は稀です。目安として、青帯は基礎技術を習熟、紫帯で指導員としての実力、茶帯および黒帯は下位帯に対して圧倒的な実力差を備えています。習得期間や寝技の技量と戦歴によって、自身の指導者が帯の昇格を認めれるので、柔術を始めてから1年で昇格をする場合もあれば、10年以上の歳月をかけて昇格する人もいます。
主なルール
- あらゆる打撃禁止
- 急所攻撃禁止
- 道着のサイズにレギュレーションがある
勝敗の決定
- 絞め技や関節技で相手選手がタップする、あるいは失神する。
- 怪我などによる棄権
- 重大反則行為による失格
- ポイント
- アドバンテージ
- レフェリー判定