相模大野を紹介していこうと年始あたりに決意したものの、すっかり忘れてそのまま何もせずに放置してしまっていた。まさに3日坊主。いや、1日坊主だ。
坊主界の新記録かもしれない。
「そうだ、紹介せねば」と思いたったので、今回は恐らく相模大野でかなり有名なお店の部類に入るのであろう「ラーメン二郎」様を紹介したい。

相模大野駅から銀座商店街を通り、いつも破魔矢を買ったりお祓いをしてもらったりしている二宮神社の方へ歩いて行くと、ラーメン二郎相模大野店が見えてくる。
スモジという愛称で知られている店主が運営している、二郎界でも有名な店舗らしい。
練習している会員の皆様も、けっこうな頻度で通っている人もいるくらい美味しいお店である。
なかなか行く機会がなかったのだが、たまたま昼間に行けるチャンスができたので、相模大野に住んで6年くらいにして初めて先日お邪魔させていただいた。
当方、ラーメンにはけっこううるさい方だと思う。
幼少の頃からラーメン屋さんにはけっこう通わせていただいており、数多のラーメンを食べ歩いてきた。ちなみに環七ラーメン戦争の、その環七通りの近くに住んでいた。今は有名な野方ホープ軒は、改装する前から常連のように通っていた。高校に行かずにホープ軒だけ食って公園で寝ていたのは今は良い思い出である。とんこつラーメンは、新宿の桂花ラーメンからその進化を見てきている。
そんな私がついに二郎系に挑戦してみた。
事前情報として、注文の仕方が独特らしいという事は聞いていた。
そこはかとなくネットで調べ、どうやら初心者は小ラーメンを頼んで「ニンニクで」と言えばいいらしいという事がわかったので、それだけ用意してお店に伺った。
怖い店主らしいという話もあったのだが、お店はすこぶる清潔で、店主の口調もとても物腰やわらかで、むしろそんじょそこいらのお店よりもよっぽど好感をもてるお店だった。
ニンニクでと頼んだ小ラーメンはこんな感じだった。

正直に、忖度なしで、相模大野で揉め事を起こしたくないとか、ご近所だから贔屓したいだとか、そんなのもぜーんぶ抜きにしても、魂が全部抜けそうになるくらい美味しかった。
まずこのチャーシュー。
厚みはあるが、とってもジューシーで、このスープととても合う。
濃いスープとあっさりとした野菜が口をいちいちリセットし、食べる度に濃いスープが新鮮な舌にガツンとその味を伝え、噛みごたえのある麺が美味しいスープの余韻を噛むたびに何度も舌を通して脳に直接味を運んでくる。
食べた後は、小ラーメンにした事を後悔する。
なるほど、だから初心者は小ラーメンなのか。
「また絶対来よう」
小ラーメンだったので、「美味しい!美味しい!」が一瞬で終わってしまったので、そう強く思わせる。
食べ終わった後は、完全に二郎ラーメンの虜になっている。他の二郎ラーメンを知らないので、スモジさんの虜になっているのかもしれない。
そんなわけで、相模大野のラーメン二郎、超オススメです!!!
※ニンニクを入れたラーメン二郎さんを食べた後、柔術のような接近戦の格闘技を練習される方は、事前にリンゴジュースを飲む事をオススメします!ニンニクの匂いが気にならなくなります。(会員さん数名で実証済み)